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20代の頃にラスベガス行った時の話。

野郎共と、カジノ目当てで行ってきた。

1週間くらい滞在してたんだけど、

その間、ほとんど寝ないでカジノに入り浸った。


カジノはどこも24時間営業だし、

アドレナリンが出まくってるせいか、

ホテルの部屋に戻っても寝れないのよ。


カジノ楽しすぎ


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基本はバカラやルーレットばっかりやってたけど、

やっぱりスロットは外せないよね。

25セント~1ドルまで、色んなレートで回してみた。

それ以上はちょっとレベル高くてね・・・

5ドルスロットとか、1回転で約1,500円飛ぶんだぜ?

無理無理。


有名ホテルのカジノは一通り回ってみたけど、

一番稼働してたのはやっぱり1ドルかな。

1回転に3ドルかかるから、日本で言えば100スロだね。


「高えよ」って思うかもしれないけど、

現地で遊んでると大した額に感じない。

ビデオスロットとかで1セントレートもあったけど、

ゲーセンのオモチャみたいで全然燃えなかった。

インカジのスロットみたいな感じよ。


1ドルスロットも色んなゲーム性の台あったけど、

(再始動したり逆回転したりするやつ)

やっぱりベガスに来た以上は夢見たいから、

結局はプログレッシブ型のスロットばっかりやってた。


プログレッシブ型っていうのは、

複数のマシンがネットワークで繋がってて、

吸い込んだ金額の何割かがジャックポットとして溜まっていく。

見事ジャックポット図柄が揃えば、

溜まってる金額を全取りっていうドリーム仕様。

ここ数年は広域型(店舗間連動)が減ってきて、

小額ジャックポットのインハウス型(店内限定)が増えてるそうな。

どこも不景気ね。

俺が行った当時は広域型ばっかりだったよ。


広域型の場合、

当たれば余裕で「億」が出る。

有名どころだと、


8094_01l

【MEGABUCKS】
(メガバックス)

ジャックポットの金額は一番デカいんじゃないかな。

上の写真の場合、3,600万ドルオーバーしてるから、


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こうなると約36億円

超ハイパーGOD揃いって感じ。

左にメガバックス図柄止まるだけでウンコ漏れそうになるよ。

(1回だけ止まった)

でも、あんまり面白くない。

ゲーム性が単調なんだよね。


俺がハマったのはこっち。


Wheel-of-Fortune-Slot-Machines

【Wheel of Fortune】
(ホイール・オブ・フォーチュン)

プログレッシブ型っていう点ではメガバックスと同じだけど、

こっちは通常の図柄揃い以外に、

右リールに「SPIN」ていう専用図柄がある。

こいつが止まると上部のルーレットを回せて、

止まった金額がもらえる。

MAX1,000ドルだから初代GODぐらいだけど、

結構当たるよ。

俺、滞在中に2回出したし。


SPIN図柄停止後は「プッシュボタン」で回すんだけど、

とりあえず蒼天2の「お↑せ↓!」の1万倍くらいアツい。





こんな感じ。

友達と遊んでればこういうリアクションになるんだろうけど、

俺は滞在中、ほとんど一人で行動してたから、

ガッツポーズして、心の中で、

「勝った!第三部完!」
て言うくらいだった。


ちなみにこいつらは全部、

IGT
(International Game Technology)社製。

もう無いけど、日本にもIGTジャパンていう、

パチスロ作ってた会社あったよね。

IGTの台は色々あったけど、

ダイナマイト、ターミネーター、マッスルトマト(遺伝子組換え)

俺はこの辺が好きだった。

「スピンラック」って台を覚えてる人もいるかもしれないけど、

この【Wheel of Fortune】がモデルなんだよね。


いや、スロットの話はこれくらいにしとこう。

延々書いちゃうわ。

機会があればまた。


とりあえず毎日ひたすらカジノに入り浸った結果、

当然のことながら収支は大荒れ。

+5,000ドル~-5,000ドルくらいの間で強烈にアップダウンしてた。

レンジで見ると100万円くらいか。

怖いね。


そしてあっという間に最終日前日。

その日は泊まってたホテルのカジノで、

かなり遅くまでルーレットやってた。

収支的には5,000ドル以上マイナス


ディーラーは色んなタイプの人が居るんだけど、

その時の人は結構気さくな人で、色々と話しかけてきた。

俺もカタコトの英語で何とか応対。


デ「どこからですか?中国?日本?韓国?」

俺「日本から来たよ」

デ「テンプーラ!スーシ!フジヤーマ!」

俺「合ってる合ってる」

デ「イチロー!」

俺「わかったから灰皿くれよw」



こんな感じでくだらない会話しながら遊んでた。

客も俺以外に2人くらいしか居なかったし、

お勧めの酒とか教えてもらって、

のんびり飲みながら最終夜を過ごしてた。


で、軽く一眠りして最終日。

カジノのレストランで朝飯食おうと思ったら、

昨日のディーラーがルーレットの卓に居た。

朝っぱらだから、客はゼロ。


俺「おはよう~」

デ「おはよう。お出かけですか?」

俺「いや、レストラン行こうと思って」

デ「最終日でしたよね。遊びます?」

俺「これ以上負けるのイヤだよw」

デ「負けるとは限りませんよ」



・・・

負けるとは限らない・・・


確かに


一発捲るチャンスに賭けてみてもいいかもしれない。


俺「わかった。じゃあこれで最後にするよ。200ドル分チップちょうだい」

デ「わかりました」



ディーラーは変に煽ったりしちゃいけないんだろうね。

特にテンション上げることもなく、

スマートにチップを用意してくれた。


ルーレットは玉を投げる前にもBETできるし、

投げた後にBETすることもできる。

普通は投げた後に張る人が多いと思うけど、

こんな小額ごときで狙いテクなんて使うワケが無い。

だから投げる前に賭けてみた。


俺「32番に200ドル」

デ「では投げます」



投げる瞬間、俺は見逃さなかった。


口元が一瞬笑ったのを


どういう意味だ?

よくわからなかったけど、

とりあえず最後の勝負だ。


ボールに集中・・・


ボールに集中・・・


ボールに集・・・・・・あれ?


32番どこだっけ?

って考えてる間に、


32番に入ってた


ピンポイント36倍で7,200ドル返し。

一気に捲くった。

話盛ってないよ。本当の話。


ディーラーの顔見たらニコニコしてるだけで、

何を考えてるのかは全然わからなかった。

深く考えるのも野暮だから、20ドルほどチップ渡して、

「I love you!」って言ってメシ食いに行った。

人生でこの言葉使ったのは最初で最後かもしれない。


あれが狙ったのか、たまたまなのか、

わかるワケがないんだけど、たまに考えちゃう。

ちなみにその一件以降、

俺の好きな数字は「32」です。


予想外にプラス収支でフィニッシュできたから、

免税店で色々買い物しちゃったよ。

旅行最後の瞬間まで楽しかった。


ちなみに「未練打ち」っていうのは世界共通らしく、


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空港にまでスロットあります。

飛行機待ってる間に200ドル無くなりました。


ラスベガス旅行は最高に楽しかったけど、

やっぱり日本のパチスロとは全然別物だよね。

だからよく「カジノできたらパチは終わる」なんて言われるけど、

両方の良さを知ってる身からすると、

「ラーメン屋できたらパン屋は終わる」

こんな感じに聞こえる。

あり得ないよね。潰れるとしたら別の原因だよ。


さて、

話が長くなったせいで、

カジノ以外の話が全く書けなかった・・・

旅行してれば当然、色々あるのよ。

セクシー系とかね・・・

それはまた別の話として書きます。


ベガスの続きが読みたい人は、

プッシュ押してみてください。

数字見て、需要があるなら書くスタイルなので・・・

よろしくお願いします。


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