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ちょっと思うんだけどさ、

「ミステリ」ってジャンル、広すぎじゃないか?

もう何がミステリで、何がそれ以外か定義がわからん。

wiki引いてみたら、仁賀克雄がこんな風に定義してる。


「発端の不可思議性」
「中途のサスペンス」
「結末の意外性」


コレ聞いて誰でもパッと思いつくのは「推理小説(探偵小説)」だと思うんだが、

俺は推理小説あんまり好きじゃないんだよね。

「密室」とか「不在証明」とか「トリック」とか、

この辺の単語が出るだけで軽く引くレベル。

なんつ~か陳腐というか、、、


サスペンスとかSFもミステリに分類されたりするから、

そっちの方が全然好きだな。

要は、型にはまった典型的なミステリが好きじゃないって事になるのかな?

何なんだミステリって(笑)

ミステリ自体がミステリーだ。


一番苦手なプロットはこれ。

1.事件発生
2.探偵(解決役)登場
3.容疑者撹乱
4.新たな事件
5.解決

ま、金田一(少年)とかコナンみたいな漫画のベースになってる解りやすいお話。

ほとんどの場合が不可能犯罪に見せてトリックがある。

いずれにせよ小賢しいとしか思えないんだよね。

推理小説の大御所さんの本とか読んでも面白いとは思えん。

読みながら「無い無い(笑)」ってなるんだよなどうしても、、、

だから前述した漫画も嫌い。

何が面白いのか理解できん。

視点違いのコロンボ系も嫌い。フルでパクってる古畑なんてもっと嫌い。


どうもこの手の探偵小説って「人死に」が軽いんだよね。

人殺して「トリック」って、、、

ポンポン死んで「犯人はアナタです」とか失笑するわ。


だからミステリ好きか? と問われると難しい。

作品そのものがトリッキーなのが好きだな。

ホーガンの「星を継ぐもの」とか無茶苦茶面白いしね。

これもミステリっちゃミステリでしょ?

京極夏彦大先生なんて言わずもがな。


ん~、アレだ。

結局は「サスペンス」が好きで、

推理の体を取るなら「ノックスの十戒」とか「ヴァン・ダインの二十則」をうま~く破ってくれる作品が好きなんだな。

横溝先生なんて結構平気で破ってる感じするもんな。

破ってるように見えて破ってないのかな?

ルール覚えてないから解らん(笑)


どうでもいいけど、

「このミステリーがすごい」で絶賛されてる作品で面白かった試しが無いんだがどうか。