ブログタイトルを『パチスロバカ一代』に変更して、もう3年くらい経ちますかね・・・
過去最大の更新間隔です。
以前は毎日更新していたんですが、仕事にもプライベートにも色々と変化があり、なかなか腰を据えてPCに向かう時間が取れず、ブログ更新が滞っています。
申し訳ない。
ただ、ブログを「書く」時間が減った分、書くことを「考える」時間は増えたので、この状況の変化を前向きに捉えて重たいテーマにも手を付けてみようと思いました。
依存症に関することです。
このテーマは本気で書くとパネェ長文になるので、複数回に分けて書く予定です。
気長にお付き合いください。
・薬物依存症
・ギャンブル依存症
・タバコ依存症
・アルコール依存症
・セックス依存症
・ゲーム依存症
・スマホ依存症
色々あります、依存症。
若者の何とか離れくらいあります。
あ、アルコールは薬物に含まれるか・・・
まあいいや。
公営ギャンブルを含む「ギャンブル依存症対策」についてはかなり前から議論されていますが、IR推進法案が可決し、いよいよカジノが現実的になってきて以降、パチンコ・パチスロ業界に対する依存症対策絡みの圧力はかなりキツイものになっています。
平たく言えば「カジノ作るのに国民がギャンブルに対して神経質になってるから、世間に白い目で見られてるお前らパチンコ業界が率先して依存症対策やれよ」ということです。
そういった流れで先日、全日遊連が「遊技関連依存問題検討プロジェクトチーム（仮称）」なるものを作りました。
具体的に何をするのかは知りません。
「パチンコ・パチスロはカジノと違いギャンブルではないとアピールすることが課題」
だそうです。
うん、それはちょっと無理がある。
でもまあ、わかります。
カジノとは全く違いますからね。
俺、思うんですよ。
確かにパチンコ・パチスロはハマります。
面白いですから。
20年選手の俺なんて、筋金入りの依存症。
誰だってそう思う。
俺だってそう思う。
ただ、十把一絡げに「ギャンブル依存症」として扱って良いのかなって疑問なんです。
俺、筋金入りのパチスロ好きだけど生活狂ってないし、公営ギャンブルやらないし。
そもそもお金に困ってないし。
でっかいお金賭けるの怖いですよ。
カジノにも何回も行っていますが、どハマリするほど面白くは感じないです。
別にギャンブル好きなワケじゃないんです。
たまにやるのは面白いですけどね。
・ギャンブル依存症
・パチンコ・パチスロ依存症
これって似て非なるものだと思うんです。
一緒にするからおかしくなる。
だから一緒にしないでほしいんです。
例えば・・・
「遊技機の射幸性抑制で依存症対策」
これってどう思います？
確かに「MAX無くなったら打ちに行く意味が無い」や「5.9号機になったらスロット終わる」と感じる層には効果的だと思います。
射幸性が下がって離脱する層は、ガチのギャンブル依存症に該当すると思うから。
遊技人口は確実に減るでしょうね。
ただ・・・
ガチのギャンブル依存症って、締め付けると横に逃げていくだけなんですよ。
パチスロが3号機になった時。
4号機になった時。
それぞれ「射幸性を下げる」という名目で規則変更が行われたと記憶しているんですが、その結果大量発生したのが所謂「裏モノ」。
みんな裏モノ打ちました。
まだホールがユルユルだった時代の話。
「遊技機」に規制が入ったら、違法改造。
4号機までの間はこれが通用したんです。
今じゃ考えられないと思いますが、そこら中が違法基板だらけだったんです。
みんなその状況を楽しんでいました。
当然、違法と知っていてのことです。
人は余裕で違法に踏み込むんです。
で、裏モノに対する締め付けが厳しくなったタイミングで登場した5号機。
スロットの射幸性は一気に低下しました。
その結果どうなったか。
闇スロが大ブレイクしたんです。
「5号機なんて打ってられるかボケ」
こういう人が、多く闇に飲まれました。
最近、また増えてるみたいですね。闇。
5.5号機登場で需要が高まってきたから。
そういうもんなんですよ。
人は余裕で違法に踏み込むんです。
裏モノの時と同じで。
今みたいな遊技機に対する極端な締め付けが続けば、また闇スロが増えまくるでしょう。
依存症が闇に流れるだけなんですよ。
風適法の外側に飛んでいく。
それって根本的な依存症対策なのかな・・・
依存症の人をホントに何とかしたいのか。
依存症の人を目に見えなくしたいのか。
俺には後者に見えるんです。
ガチの依存症は闇に放り込めばいい。
違法で破滅したら、ただの犯罪者。
表面上は見えなくなるから、それでいいや。
こう考えているワケではないと思うんですが、極端な締め付けばかりやっていると、どんどん闇デビューが増えると思うんですよ。
闇スロって、すごく身近な存在だから。
どこにでもある。
そして取り締まりがホントに難しい。
パクられる前提で営業してますからね。
今年、また一気に増えると思います。
射幸性の低下はそういう側面もあるんです。
闇スロの客層は、ほとんど一般人です。
爺ちゃん婆ちゃんは少ないですが、そういう人たちは規制とかにも疎いです。
余程のことじゃなければ現状維持。
普通のホールに行くでしょう。
低貸しに流れまくっている現状を考えると、高齢者は結構現実的ですよね。
じゃあ「依存症対策」って何だ？
マイナンバーの導入なんて話も出ていますが、それは結構効果的だと思います。
コスト面をどうするのかって問題さえクリアできれば、悪いことではないでしょう。
入場制限については、以前から賛成派です。
依存症どうこうより、無職を減らすという意味での賛成なんですけどね・・・
あとは生活保護受給者のパチンコとか。
俺はアレ、ダメだと思ってるんで。
入場制限は色々と解決してくれます。
ただ、それやるなら遊技機規制必要か？
広告規制必要か？
射幸性の極端な抑制、必要か？
そうも思います。
色々いっぺんに規制すると、デカい反動が必ず来ますからね。
カジノの話が出てから先、反動を無視した無茶な規制が多いと感じます。
組合の努力に期待しています。
ここに関して、打ち手は何もできないので。
闇落ちの問題だけは忘れないでください。
表の射幸性落としたせいで、裏が繁盛して破滅する人が増えるとか、笑えないです。
裏はやりたい放題。
とても魅力的なんですよ。
ギャンブル依存症にとって。
次の記事 『闇スロについて』
今後増える、身近な闇の話です。
更新はのんびりですが・・・
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