
今日の記事は長くなるので、いつものヘンテコなレイアウトは無視し、書きたいようにつらつら書きます。
昨年から今年にかけて、色々な方々の協力の下、1GAMEには『百鬼夜行』という強力なブランドが確立されました。
『コストをかけなくても人は集まる』
『出玉で還元すれば人は集まる』
この、当然のことを証明できたと思います。
ただ、百鬼には大きな問題があります。
その問題は誰でもわかると思うんですが、『人が集まりすぎる』ということです。
長野はある程度平和に開催することができましたが、それでも多いです。
社会人サークルが故の開催頻度の低さが、一発が強力になるというメリットと同時に、一発に人が集中するというデメリットも生んでいるんですよね。
要は『集客し過ぎ』です。
せっかく来たのに打てないという方も、多かったと思います。
『台確保を含めての面白さ』という考え方もできなくもないですが、そう考えると今後は、1GAMEメンバーたちも気軽に参加することが厳しくなります。
どうしても軍団みたいに思われますから。
『盛り上がっている』→『騒いでいる』
『勝っている』→『サクラだろ』
『こぜ6』→『聞いてんだろ』
こういう、負のイメージが付きまといます。
「おいおい散々言われただろ?」って言われるかもしれませんが、今まではそれを含めてブランド強化の期間だったので、別に良かったんです。
そもそも前例の無いことをやっているワケですし、インパクトが最優先です。
ドラムに火ぃ点けるみたいなもんです。
食堂でライブやるみたいなもんです。
バラエティ番組で騎馬戦やるみたいなもんです。
ただ、ここから先は色々と気遣いが大事になってくると思います。
調子こいて突っ走るほど、アホではありません。
自分で言うのも変な話ですが、百鬼夜行ってメチャ意味のある試みなんです。
「一発ドカンと集客してどうなる」
みたいな声を、何百という単位で受け取りましたが、そういう人たちは何か大きな勘違いをしています。
「じゃあ一発ドカンと集客できる?」
と尋ねた時、誰も答えられないんです。
今の時代、その『一発』が死ぬほど難しいんです。
せいぜいがグランドオープン。
テレビCM打ってみる?
有名人とか呼んでみる?
そんなの、サルでも思い付きます。
費用対効果のクソさは、やってみればわかるでしょう。
『プロモーション』というものがどれだけ重要で、どれだけ難しいか。
それを1GAMEはやりました。
ただの素人の集まりです。
我ながら、パネェと思います。
『注目を集める』
ただそれだけで、充分な価値なんです。
当日に打った大赤字は、まんまプロモーション費用に化けるんです。
費用対効果が鬼な広告宣伝費。
アホみたいに安いですよ。
「常連にしわ寄せガー」なんて、とてもとても・・・
クソの役にも立たないところに金を捨てるより、効果のある時に『還元する』方が、よっぽど良いです。
しかも中抜きゼロ。
金の行き先が打ち手に向いているのが百鬼。
無駄なコストを削れば、その分が還元に回るんです。
最初に言った通り。
百鬼はそういうコンセプトで成功しました。
当然、今後も1GAMEの大きな看板として『百鬼夜行』を開催していく予定ですが、百鬼はその性質上、開催頻度がどうしても低くなります。
バンバンやって安っぽくなっては本末転倒。
年末東京ドームライブくらいでいいかなって。
半分は言い訳ですけどね。
あと、俺の大きな誤算として、『マネをする奴らが出なかった』ってのも大きいです。
最初の予定では、今頃、似たようなことをする奴がそこそこ出てきて、「協力しながら色々やる」っていう絵図だったんですよね。
思ったよりもアホが少ないようで、そこだけが俺の計算ミスでした。
非常に残念です。
マネする奴が出ないってことは、つまりどういうことかと言うと、『全部1GAMEがやるしかない』ということです。
そうなった時、百鬼夜行だけでは武器が足りないんです。
結局はマンパワーなので、前述した通り開催頻度が担保できません。
しかも百鬼は一発ドカンなプロジェクトなので、『集客意識の啓発』や『一気に注目を集めること』はできますが、『恒久的な集客対策』にはならないんです。
『ならない』と言うより『弱い』って感じでしょうか。
1GAMEの大コンセプトである『遊技人口回復』を実現するためには、もっともっと加速力が必要なんです。
時代が加速していますからね。
前置きが長くなりました。
そういった理由から、『百鬼は百鬼』として置いておき、次のプロジェクトを始めなければいけない。
それが『SOS団(仮)』構想の背景です。
では次に目的。
百鬼と同じく一言で済むシンプルな話です。
『設定に対する信頼回復』
これだけです。
1GAME宛にホールから問い合わせが来ることが多いんですが、どこも似たようなことを言います。
「設定入れても客が戻ってこない」
新台やら何やらの費用捻出で客からガッツリ抜いて飛ばしてしまい、今更それを後悔して還元率を上げても、一度失った信用が取り戻せないという話です。
何だかんだ隙を突いて示唆しても、食い付くのは一般客ではなくスロプー。
おいしい店を見つけたスロプーは、設定が入っていることなんて誰にも教えません。
そりゃそうですよ。
俺がガチやってた時代は、ネットが一般にあまり普及していませんでしたが、もし今ガチやってたとしたら、おいしい店を見つけた時に最初にやる行動は決まっています。
『クソボッタ店と吹聴』
口頭でも書き込みでも何でもいいです。
まずはライバルを減らす。
これは当然の行為なんですよね。
でも一般客からしたらどうでしょう。
初めて行くお店は、まずネットで検索。
掲示板とかを見ると、こんな言葉が並びます。
「最高設定2」
「月一イベントガセ」
「釘ガン締めで千円5回転」
これを全部信じる人も居るんです。
だからやるんですけどね。
プー以外にも、ライバル店だって書き込みます。
悪口大会ですね。
一方、取材費もらって動いているメディアはどうかというと、今度は褒めることしかしません。
こんな言葉が並びます。
「キレイなお店ですね」
「高設定挙動の台が多数です」
「優良店です」
何とも微妙な褒め殺し大会。
これを全部信じる人は居ませんけど。
これはホールだけでなく、実機でも同じこと。
メーカー間の悪口大会に、メディアの褒め殺し大会。
その大会に、負けた一般客の腹いせ悪口大会が乗っかり、キュレーションメディアは刺激的な悪口をまとめる。
それが今の時代です。
針が両極端に振れていて、中間が無い。
何が真実なのか、サッパリわからない。
情報社会が故の疑心暗鬼。
これじゃダメなんです。
人なんて増えるワケが無いんです。
必要なのは、ありのままを伝えること。
それを伝えるのが『SOS団(仮)』。
設定入れなきゃ客飛ばす。
設定入れたらプー占拠。
誰にも知られずさようなら。
語呂は良いですが、これは最悪の状況です。
設定の入れ損もいいとこ。
そういったお悩み相談から、百鬼夜行の開催依頼に話が行くんですが、全部を全部受けきれないという事情から、何か別の方法が無いかと考えたんですよね。
だって実際に入れてるって言うんだから。
事前に情報を見なかった人向けに『SOS団(仮)』が、一体何の略かだけお伝えします。
S 集団で閉店後にカチ込んで、
O 思う存分朝まで打ち倒し、
S 設定推測やってその様子を全部生放送で公開した上に認定証まで発行してしまおう(当然前日の閉店時に一切設定は触らせない)
団
(仮) (仮性包茎の人でも参加可能です)まあ・・・そのままですよね。
設定入れても気付かれないお店を助けるっていう意味もあります。
一般客からしたら、高設定を探す指針になります。
台を開けての設定公開が無理なら、試行回数を可能な限り増やして結果を公開すればいいんです。
情報を盛る必要なんて無く、そのまま伝える。
6っぽい『こぜ6』を『超こぜ6』にしてみたり、動かずに埋もれてそうな高設定を発掘してみたり。
やり方なんて、色々あるでしょ。
『高設定がある店』に、人が来ない理由が無い。
長文になったので、やり方と効果、応用方法については次回に持ち越します。
一応、テストモデルとなるお店はこんな予定です。
![]() 何かを変えたいスロットブロガーの集い |
では次回の詳細をお待ちください。
あ・・・
せっかく長文書いたんだから、
プッシュ押してってくださいね。
よろしくお願いします。

また明日も読みに来てくださいね。
ありがとうございました。
その辺は考え方にもよりますよ。
メイン機種に設定使ってるなら、俺は別に悪くないと思います。
当然、状況によっては回転付いてない台も試しますよ。
「このシマ全だな」とか思った場合ですが。