打っててイラっと来る台は、
そのほとんどが演出バランスの悪い台だと思う。
バランスが悪い台は漏れなく
クソ台認定
がおりるからね。重要。
バランスって言っても色々あると思うけど、
大きく分けると
1)演出の強度(派手さ)と得られる報酬のバランス
2)信頼度のバランス
多分この二つにまとまるかな。
ただ、この二つは「パチンコ」と「パチスロ」で、設計する上での難易度というか、
めんどくささが変わってくるんだよね。
とりあえず1)なんかは「パチンコ」の方だと問題にはならない。
演出デバイスがどんどん進化してるんだから、当たった時は派手にして気持ち良くしてあげれば良い。
でもスロの場合だとそうもいかなかったりするんだよね。
わかりやすい例で言うと、
ドゴーーーーーン!
ピロピロピロピロピロピロピロ!
ギュギュギュギューーーン!
+10
こういうの。
うるさいだけで報酬が少ない。
他機種より「気持ち良くしなきゃいけない」っていうのをパチンコ的に解釈するとこういう風な事やらかす。
まぁこれについてはもうみんな諦めてるよね。
派手にする風潮が出来上がっちゃってるから下手に引けないし。
俺は諦めた。
で、問題は2)の方で、この「信頼度」ってやつはパチとスロで考え方が全然違う。
同じような考え方をする奴がスロのクソ台作る。
実はこれもスロの方が難しい。
パチンコの場合は簡単だよ。
1ゲームで完結するから(先読みはあるけど)、結局はどういう風にしたいかっていう設計者の意図がそのまんま出る。
フルスペックとかの場合は当たりの種が少ないから配分に苦労するとは思うけど、それだけの話。
・大当たりの内訳どうするか(どの演出が当たりの何割を占有するか)
→偏らせれば高信頼度演出の出現頻度上げられるし、均等にすればどこからでも当たりに期待できる
・演出の出現頻度をどうするか(ガセをどの程度出すか)
→頻度上げれば常にユーザーの気を引く事ができるし、下げれば演出信頼度を稼げる
設計者はこの二つのバランスを考えればいいだけ。
どこからでも当たりに期待できるようにしたいのか、
(高期待演出の頻度下がるけど)
高期待演出の頻度を上げたいのか、
(捨て演出が多くなるけど)
設計者の好み、、、っていうかメーカーの色が出る部分ではあるよね。
これが正解!っていうのは無いけど、時代によってある程度のスタンダードはあるから難しくはない。
後はこの二つのバランスに演出の強度(派手さ)を加味して調整すればOK。
パチンコの場合は演出確率設計ってよりはコンテンツ作成の方が手間取るんじゃないかな。
スロについて書こうと思ったけど、パチンコの事長く書きすぎた、、、
長文になったから、パチスロについては次回の更新で
「前兆について」って感じで書こうかね。
複数ゲームで演出するスロは、パチに比べてこの辺がムズいのよ。