
好きな機種の情報調べたりしてるとさ、
大体出くわすのが確率論に関しての喧嘩。
内容見ると、喧嘩してる双方が無知の場合が殆ど。
無知なだけなら良いけど、「知った気」になってるのが一番たちが悪い。
ちょっと確率に関してあれこれ言わせてもらうけど、
まず「機械割」って言葉がムズムズするから「出玉率」って言い方に統一する。
機械割って言葉、いつできたんだっけか。まあいいや。
まず、喧嘩の原因になる確率に対しての「勘違い」
これは、
・出玉率
・1Gにおける期待値(以下期待値)
・勝率
・設定による内部確率
この辺をゴッチャにしてるか、同列で語ってる場合が多い。
分類ができてないんじゃないかな。
この中で、唯一「絶対的」な数値は「設定による内部確率」。
出玉率は時間で変動するし、
期待値は変動する場合としない場合がある。
勝率なんて言わずもがな。
特に目立つのが「出玉率」と「期待値」をゴッチャにしてるケース。
ART機とかの場合、出玉率は時間に比例して徐々に下がっていく。
それに対して期待値は上がったり下がったりする。
何で?
って思った人はスロ止めた方がいい。
この出玉率と期待値が常にイコールになる台は?
そう、ジャグラーだ。
その昔「純Aタイプ」って呼ばれてた台。
純Aタイプっつっても小役確率に高低があって、減算値やら加算値の要素が入ってくると期待値は一定じゃなくなるんだけどね。
5号機は小役の高低が無いから関係無い。
出玉率と期待値がイコール。
そして開店から閉店まで常に一定。
確率を理解するならジャグを例にするのが解りやすいね。
特にアイムジャグラーEX。
ボーナス確率と出玉率の数値はこうだ。

拾ってきた画像だけど、
小数点以下1桁で切り捨ててるね。
出玉率も合ってるのかビミョーだけど、合ってるとして話を進めよう。
スロッターなら見飽きた数値だね。
この他に設定差があるのは「ブドウ」だね。
小役確率はこう。

さて、
今ちょっと見てきたジャグラー板でも喧嘩してる馬鹿がいたワケだが、
ジャグラーの立ち回りって、
〇RB確率が高い台を打つ
〇ボーナス合算確率が高い台を打つ
〇ブドウ確率が高い台を打つ
こうだよね。
設定差のある数値がそうなんだからこれは正しい。
でもね、こんな単純なとこで勘違いがいっぱい出るんだよね。
勘違いを訂正していく体で書こう。
~RBが高くてもBBが低いと低設定~
これは不正解。
よく、BB1/450 RB1/200
みたいな台あるよね。よくは無いか(笑)
サンプルゲームは3000くらいとしよう。
その場合、これを高設定と見るか低設定と見るか。
答え
「高設定の可能性が高い」
逆を言えば高設定って断言はできないって事なんだよね。
サンプルが3000くらいなら全然足りない。
この数字を設定1、2でクリアするのは難しいってくらい。
1か2で起こりうる頻度としてはかなり低いから、まぁ3以上だろうね。
~合算確率が何より重要~
合算信奉者は結構多い。
BB1/150 RB1/400
これを高設定と取るか否か。
合算高いぞ?
はい不正解。
答え
「低設定の可能性が高い」
本来、ジャグラーの設定判別に合算数値ってあんまり意味無いのよ。
BBの数値は設定1で1/287、設定6で1/269だよ?
分母差が20も無い。
よく、BB15 RB29とか食らうと、
「バケに偏った」とか言うけど、振り分け抽選が無い以上、「偏った」って表現は不適切。
BBの引き弱を、RBの引き強でフォローできたと捉えるのが正解。
RBは100枚小役って考えろ。
下手にボーナス扱いするから混乱するんだよ。
設定差が無いモノと有るモノを一緒にすんな。
混ぜるなキケン。
ただし判別要素がやたら多い機種の場合、
部分的に引き強、引き弱を起こすから、平均化する意味で合算数値は非常に有効。
~ブドウは暴れるから数える意味無い~
意味無くは無い(笑)
けど、結局は「6かそれ以外か」の判別だから、
たまにBB1/300 RB1/500 サンプル3000とかでカチカチやってる小僧見ると溜息が出る。
まぁ高設定の可能性が消えてるとまでは言わないけど、、、
とりあえずブドウに関しては、手間を考えたらやらないかな、、、
6確定告知が本物かどうか判断する材料にするのが適切なんじゃない?(笑)
設定告知って条例でダメなんだっけ?
~設定6でもデータがついてこない~
設定1でも5000サンプルでBB1/240 RB1/260とかあるし、
設定6でも5000サンプルでBB1/300 RB1/360とかある。
こういう風に書かれちゃうと、高設定かどうかの指針が無くなるようなイメージ持つけど、
大間違い。
事故が起きる頻度で考えればいい。
BBの分母が500とかよく見るだろ?
じゃあRBの分母が設定上269でも一時的に450とかまで落ちる事があるのは自然だろうに。
しかもここに雑誌とかで書かれる「勝率」なんて数字を持ち出す馬鹿がいるからややこしくなる。
ジャグラーの6は勝率80%!
なんて言うけど、そんなん何回かやったシミュレートの結果でしかない。
差枚数がプラスかマイナスかの話でしょ?
100時間営業の店があって、フルでブン回したらほぼ100%の数値になるわ。
逆に閉店1分前の勝率なんて激低い。
期待値は変わらないけどね。
勝率は「変動する数値」って理解してないと何打っても文句出るよ。
~ジャグラー勝てない!打つだけ無駄!~
大間違い。
てか死ね。
よく、設定6でもたかが106%みたいな言われ方するけど、
タコスロの1じゃん。
等価でタコ置いてたら、ベタピン上等ですっ飛んでっただろ?
まぁそれは詭弁なんだけど(笑)
要は「頑張って6掴んでも」って前置きがあるワケだ。
気持ちは解る。
でもパチスロは仕事じゃないからね。
楽しくないんなら打たない方がいい。
ジャグラーが好きなら打てば勝てるよってだけ。
勝つためにスロを打つ!って鼻息が荒い人には向かないかもね、、、もうそんな時代じゃないんだけど。
楽しんで打つ!負けないように!
っていう人の方が好きだな俺。
~設定6なんて置いてない~
これはジャグラーに限った話じゃないね。
これを最後にしよう、、、
すげえ長文になった。
ここまで読んだ人すげえわ(笑)
口が汚くて申し訳ない、、、読んでくれてありがとう。
最初に書いた通り、
パチスロにおいて、唯一絶対的な数値は機械の「内部確率」
ただ、設定は客には見えないからね。
まるで量子物理学の基礎。
頭悪い人が大好きな、名前を口にするのも恥ずかしい猫ちゃんを思い浮かべるけど、
全然違うからね。
一瞬「お!」と思った奴は腕立て10回。
毒の装置を入れたか入れてないかの部分だから猫関係無い(笑)
観測者が観測する以前に、決定した事実を店長が観測してる(笑)
冗談はさて置き、
設定は色々な要素を検証して判断するしか無い。
そもそもMAX設定が2とかの店が普通にあるからね。
1だと思ったら6。
6だと思ったら1。
全然あるよ。
でもね、それを言ったら店は経営ができないんだな。
サンプル数の多さで店は儲けてるんだから。
サンプル数が多ければ概ね設定通りになるのは間違い無いから安心して良し。
昔は判別が簡単で確実だったから良かったよね、、、
BBでリセットされないオリンピア系、
中でも極端だった「スーパースターダスト2」。
ボーナス引く前に判別できたからね、、、昔は良かっ、、、
いや、言うまい、、、
長文お付き合いありがとう!